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シードソウ・ララバイ:時のねじれのビジュアル

by Leo Dec 08,2025

  • 『Seedsow Lullaby』は、時間を操るビジュアルノベルです。
  • 高校生の美鈴は、物故した母親の少女時代の姿と、未来から来た自身の娘と力を合わせなければなりません。
  • 三人は、「種蒔きの儀」を執り行い神々の再生を引き起こすため、神秘的な旅に出ます。

ビジュアルノベルというジャンルは、『Methods』シリーズのような注目すべき例外はあるものの、モバイルプラットフォームでは驚くほど浸透していません。欧米ゲーマーに根強い偏見があるのか、あるいは従来PC中心のジャンルに対するパブリッシャーの関心が薄いのか、モバイル向けビジュアルノベルはまだ珍しい存在です。しかし、5月1日にiOSとAndroidで配信される『Seedsow Lullaby』は、この状況に挑戦を試みようとしています。

一見すると、『Seedsow Lullaby』は変わった作品に見えます。プレイヤーの選択肢や分岐ストーリーラインがないビジュアルノベルと自らを謳っているからです。「でも、待って」とあなたは尋ねるかもしれません、「それがビジュアルノベルの肝心なところじゃないの?」と。答えは単純ではありません——『Seedsow Lullaby』の核となる前提は、その期待を覆すほどに強力で魅力的なのです。

物語の中で、美鈴は幼い頃に母親を亡くしました。16歳の誕生日に、彼女は突然、自分が16歳の時の母親だと名乗る女性から接近されます。美鈴は、神々の再生を告げる「種蒔きの儀」を執り行う手助けをしなければならないことを知ります。それを成し遂げるためには、未来から召喚された自身の娘の援助も必要となるでしょう。

A picture of four people on a boat in a quintessentially animesque style.生きて、死に、繰り返す

タイムトラベルは、確かにビジュアルノベルジャンルにとって珍しい概念ではありません。『Steins;Gate』のような作品は、複雑な代替時間軸と分岐する物語で称賛され、象徴的存在となりました。しかし、『Seedsow Lullaby』はこのコンセプトに対してもっと直線的なアプローチを取っているようです。

分岐パスの不在が一部の人をがっかりさせるかもしれませんが、このゲームが探求する生と死、そして未来の必然性は、考えさせられるストーリーラインを約束しています。近い将来の国際配信にご注目ください。

それまでの間、何か遊ぶものをお探しなら、今週お試し頂きたい新モバイルゲームトップ5のセレクションを閲覧してみてはいかがでしょうか。

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